タケルは一人、木更津のたぬき像の導きで、勇気の試練に挑戦していた。 過去に払拭できないある事件から、タケルは自身の勇気の無さを明るさと元気だけでごまかしてきていたのだった。 恐怪帝国では、再び囚われの身となった穂積博士に釘を刺し、新たな恐怪獣が生み出された。その名は、フィアークック。臆病を司る彼は勇気の心を吸い込む力を持っていた。 勇気を取り戻そうとするタケルと勇気を奪うフィアークック。タケルが試練を乗り越えた時、紅き龍の戦士が蘇る!